芦城織物株式会社


糸繰機
イタリ-撚糸機
織機
整経機


 小松の織物は、戦前までは絹織物中心に栄えてきた。戦後合繊織物が出現、多年の研究と最新のジャガ−ド技術によって今では全国屈指の織物産地として知られている。
 歴史をふり返れば、小松は加賀絹の発祥の地ともいわれ、雄略天皇の時代にすでに蚕桑と製織技術に優れ、天皇家へ奉献、又慶長年間には武士の流旗に使われたと記録に残っている。その後、室町時代には時の将軍足利氏へ献上したことから加賀絹の名声が高まり、在任中小松地方産業の発展の祖とされている加賀藩主前田利常公により、この小松を機業地として勧業奨励することにより、その基盤が確立された。

 

 
会社概況
カナ ロジョウ オリモノ ゙カブシキ カイシャ
社名 芦城織物株式会社
本社

〒929-0112 石川県能美市福島町ヲ9番地
TEL 0761-55-1127
FAX 0761-55-5411

設立 昭和2年12月
資本金 1000万円
代表者 岡田伸二
役員 岡田宏邦 岡田尚夫
監査役 岡田知津子
事業内容 正絹八掛生地 輸出用保税絹織物 撚糸 整経 貸家
従業員

18名

決算期 3月
取引銀行 北國銀行小松中央支店
関連会社 芦城商事株式会社
会社沿革
昭和 2年 撚糸工場(芦城織物の前身)として現在の地で操業を開始する
昭和 5年 織布部門を併設し各種内地織物及び満韓支織物を重点に製織する 
昭和13年 大島分工場を増設
昭和19年 戦時中の為 軍造兵廠の強制疎開により一時操業を停止
昭和23年 旧工場と一部の力織機で操業を再開
昭和26年 法人組織に改組する
昭和32年 外注協力工場の増加に伴い販売管理部門として岡田商事を設立 
  流通の簡素化の為京染部として京都出張所を新設する
昭和55年 芦城繊維工業協同組合に参加 絹保税織物を開始
平成4年 合繊事業部を開始する
平成19年 工場閉鎖